前職は上下水道管のメーカーで営業職をしていました。

中途採用での入社です。
大学は情報工学部を出ているんですが、あまり勉強しなかったので
文系の人と変わりないです。

大学時代も居酒屋でアルバイトしていましたし、人の話を聞くのが好きなんです。
自分の話って面白くないですよ。人の話を聞く方が好き。
それは自分が話して「面白くない」って思われるのが嫌なのかもしれません。

その点、前職は大阪でしたから困りませんでしたね。
喋りたい人が多いんです、大阪は。
こちらが黙っていても喋ってくれて「面白いやろ?」って(笑)。
それに人の話はタメになる。自分にない考え方や知識に触れられることで
視野も広がるし、選択肢も広がる。だから人の話を聞く方が好き。

そうですね、ここに転職して技術の仕事に就いても、
お客様にプライベートでもお誘いを受けることが多いですね。
今週も行きます。前の現場のリーダーだった方に「家に遊びにおいでよ」
ってお誘いをいただいています。
新築なので「お祝い、何を持っていこうかな」って考えているところです。

まあ確かに技術の仕事で、こういうタイプは珍しいかもしれません。
お客様と近すぎて困ることもありますが。
「今日だけ夜勤、頼むよ」とか。会社に届け出していないので、
断ることはちゃんと断りますけど。

何で技術職に転職したかというと、
地元の先輩がずっとSEをやっていて相談したことがきっかけです。
「技術職だってコミュニケーション力は必要だし、もしかしたら重宝されるかもよ」
ってアドバイスをして下さいました。

「じゃあ、やってみようかな」って、大阪から東京に出てきて部屋を借りました。
SEと言ったら東京かなって(笑)。
漠然とですが、未経験でも雇ってくれそうな優秀な企業が多そうだったので。
「全部ダメだったら、営業に戻ろう」って3社受けたんですけど、
ソリッドコミュニケーションが最初に返答を下さり、
他の会社の結果をもらう前に決めました。

最終面接で社長にもお会いしましたが、とてもオープンな印象。
はっきりと物を言う方だな、と思いました。「ほんとに、この仕事やりたい?」に始まり、
会社のスタンスや風土について、包みなくお話しして下さいました。
言わせるだけ言わせる企業が多い中で珍しいですよね、こういう会社は。
だからソリッドコミュニケーションに決めたんです。

◎DSC_0386
当社に入社した彼がその後、どんな個性を発揮していったのか。

最終面接で社長のお話やそのスタンスから、オープンな会社だなって思いましたが、
実際に入社してみて、その印象はあたっていました。

「グループ制度」はそういう意味では象徴的です。
上司を選べたり、自分で手をあげて人数が集まれば、
自らグループを立ち上げることも出来たり。
会社と自分、働く仲間と自分が常にオープンで、クリアな関係。
面接での印象はこういう会社風土を感じ取っていたんだな、と思いました。

社内は個性的な人が多いです。いい意味で尖がっている人が多い。
その中で自分は「調整する」「説明する」バランス力の人でありたいと思っています。
出っ張っていればクッションになるような存在。
技術力よりも調整力やバランス力に自信がありますから。

お客様から無理なご要望があれば無碍に断るのではなく、
「ここまでなら出来ます」ときちんと説明、提案をしたり、
資料を作成するならお客様のその先のお客様の立場まで考慮して作る。

全員が技術力のスペシャリストでなくてもいい。
バランス力のスペシャリストがいてもいい。
そんな多様性が力となって前へ進んでいく。
会社の風土が“それをよし”としてくれています。

思い返してみれば、学生時代、アルバイト先でもアルバイト・リーダーでしたし、
部活でも部長を務めていました。
でも、ガンガン引っ張っていく、というタイプではなく、空気を良くし、
クッションになる、そんなタイプでした。
みんなが楽しそうに話すのを見ながら、お酒を飲むのが一番楽しい。
そういうタイプなんです。

エース級になれば面白い

    教員志望からのリスタート